セリエA vsサッスオーロ
- サッスオーロ 1-4 ミラン
セリエAで、2番目に得点が多い攻撃型チームであるサッスオーロに対して、3戦ドローでセリエA全試合失点中のミランがどう戦うかの一戦。
26分に、チャルハノールのパスを受けたケシエがGKとの1対1になるが、かわした!と思われたオシャレなループシュートだったが、ゴールラインギリギリでサッスオーロDFがクリア。
しかし、今日のケシエは「出来るヤツ」だった。38分に、カウンターからケシエがドリブルでボールを運ぶ。DF2に対して、ミラン側は3の局面。確実性を考えると、パスも選べたがケシエは、ゴール正面からシュート、ゴール右隅に決まり先制点をあげた。
後半に入ると、4-3-3のシステムから、4-1-4-1に移行。CFが居ない場面でチャルハノール/カスティジェホ/スソが流動的にポジションチェンジを繰り返し、試合を支配する。
50分にスソが、得意の右サイドでボールを受けると中央に切れ込む、”いつものやつ”をやり、左足でシュートを決める。(このパターンはいつものだね)
この試合のマン・オブ・ザ・マッチ(MOTM)だったサム・カスティジェホは、本職でないCFの仕事をまあまあうまくこなし、最低限のポストプレーとサイドに流れるプレーで滑らかにオフェンスの中で機能していた。先制点のフランク・ケシエのゴールは彼のデコイランがスペースを生み出し、60分に自身初のミランでのゴールも確かなポジショニングからシュートコースを逃さずしっかりと決めきった。
クリーンシートを目指したいミランだったが、ロマニョーリがゴール前で倒されたスキを付かれて、68分に失点。セリエAの全試合で失点記録を更新したのであった。
94分にスソがゴールを決めるが、VARでゴール判定されて、そのままホイッスルという少しグダグダな終わり方をして、リーグ戦4試合ぶりの勝ち点3を手にした。
得点
- 39分 0-1 ケシエ(ミラン)
- 50分 0-2 スソ(ミラン)
- 60分 0-3 カスティジェホ(ミラン)
- 68分 1-3 ジュリチッチ(サッスオーロ)
- 90分+4分 1-4 スソ(ミラン)
UEFA EL vsオリンピアコス戦
- ミラン 3-1 オリンピアコス
金曜日1:55KOという「次の日になにか予定がある人は無理じゃね」な時間からはじまる UEFA EL オリンピアコス戦。社会人として、眠さ全開で出勤するのは「社会人としてダメ」なので、朝6時起きして、DAZNで途中まで見たよ。
後半60分まで、Amazon Fire TVを付けた東芝65インチ有機ELで見ていたが… あんなに攻めていたのに、あっさり1点決められてからのオリンピアコスが守備重視になり、「これはダメだ」展開に。
54分に、カスティジェホとボナヴェントゥーラを下げ、クトローネとチャルハノールを投入して、4-4-2 にした事により、良さげな攻撃が見られてきたが、サンシーロも「やばいなー」雰囲気に。
で、その後60分以降は iPhoneX で電車通勤中にDAZNで見始めたよ。
70分に、加入時に凄いピンポイントパスをする事で超期待になったが、ミランでは「え!?」だった RR(リカルド・ロドリゲス)が、クトローネにスーパーピンポイントパス。ピッポばりに相手DFと駆け引きをして、オフサイドにならずにヘッドでゴール!⚽
同点になったことで、守備に重点を置いていたオリンピアコスも、攻撃せざる得なくなり、中盤がオープンな展開に。
その後、76分にチャルハノールから、スーパーなパスがゴール前のイグアインに入り、イグアインのスペシャルっぷりを遺憾なく発揮しゴール⚽
79分には、スソがいつもの位置でボールをもらって、「お決まりのカットインか!」と思ったら、同サイドに流れていたチャルハノールにヒールパスをして、DFとゴールの間を通すような鋭いクロスに、ゴール前に走り込んできたクトローネが「ちょん」と合わせてゴール⚽
終わってみれば、9分で3点も決まり、3-1で勝利をしたのであった。
ちなみに、試合後のインタビューで
ガットゥーゾ「クトローネ?彼はまだ100%の状態ではない。まだ足首の炎症を抑える薬を服用しているよ。その中で活躍し、チームのために熱心に働いてくれることを感謝しないとね。」
おいおい、マジかよ! > クトローネ。泣けるぜ!