「リアルガチミラニスタ」サンドロ・トナーリ

セリエA一年目の挑戦で、素晴らしい輝きを放ったサンドロ・トナーリ。
市場価格も高騰し、メガクラブに移籍すると思われたが、ブレッシャがセリエBに降格した事と、コロナの影響でクラブ収支が悪くなったことにより、移籍金がかなり下がる事に。
そんな中、ユベントス、インテル、ナポリ、そしてミラン、国外ではマンチェスター勢、バルセロナ、パリSGなどが獲得に関心をよせ、早々にインテルが争奪レースをリードし、5月には個人合意。ほぼ、インテル移籍で決まり!という状況に。
しかし、バルサのゴタゴタでトナーリより優先順位が高い選手が市場に出てきた事で、インテルはブレッシャに連絡をしてこなくなる。
そこで、ミランが一気にアプローチをかけて、リアルガチミラニスタ なトナーリと個人合意。ブレッシャ共、合意が出来たので今回の移籍となった。
ブレッシャ マッシモ・チェッリ―ノ会長
「マロッタ(インテルのCEO)は本気でトナーリを欲しがっていたし、コンテ(インテル監督)も気に入っていた。本人もインテル行きに合意していたよ。しかし、(交渉をまとめるのに)無駄に時間がかかりすぎて、状況をバラバラにしてしまったんだ。
ミランから正式な話があって以降、トナーリはミランだけを望んだ。バルセロナやマンチェスター・ユナイテッドからのオファーには耳も傾けずにね。トナーリは子供の頃からずっとミランのファンだったからね。夢中になっていたよ。私もマルディーニ(ミランTD)とは良い話し合いができて、すぐに解決策が見つかったよ」
引用: 「バルサやマンUを断り、ミランだけを望んだ」超逸材MFの決断をブレッシャ会長が明かす
やはり、リアルガチミラニスタなトナーリとしては、ミランからの誘いは飛び跳ねるぐらい嬉しいに違いない。
この手紙と写真は、サンドロ・トナーリが11歳の時、彼はサンタルチア(日本で言うサンタクロース?)欲しいものの手紙を書いた。内容は「ミランのスーツ、短パン、Tシャツ、靴下」と「あなたのためにサッカー選手になるかどうか教えてください」と書いたのだ。ヤバイよ、トナーリ。ミラン愛がダダ漏れているよ。

契約前の検査に入る前のトナーリ。このマスク、昨シーズンモデル。

そして、出てくる時に付けているマスクは今シーズンのもの。

まさか、昨シーズンモデルは個人所有のものではないのか!? 流石、リアルガチミラニスタ だから持っていたのかなー
トナーリ「リーノ、8番を付けても良いですか?」

これまた、トナーリの実直さが判るエピソード。なんと、自分の目標とするガットゥーゾの背番号である「8番」が貰えると聞き、ガットゥーゾに電話。「8番」を付けてよいか?と聞いたのだ。
【Sky】電話内容。
トナーリ「リーノ、8番を付けても良いですか?」
ガットゥーゾ「そんなこといちいち聞かなくていい。でも俺もドナドーニに聞いたんだから、素晴らしいジェスチャーだよ。お前の方がずっと強くなるぞ。ミランのシャツは栄光があり重い。歳を重ねて熟成しろとアドバイスしておく。」
https://twitter.com/nattou2017/status/1303831545459875840
そんな電話にガットゥーゾもオシャレに感謝と共にアドバイスを送ったようだ。
ミランの8番の継承は上手くいったのであった。

え?8番を付けて、そこそこ活躍した選手が居たよね!?
忘れてる??ス….ソうだねーいたね。
でも、もう良いじゃん。スソいうの。気にするなよ。

彼のお陰でキャピタルゲインが出来て、トナーリ等多くの選手の獲得が出来たのだから感謝しなければ。

大人っすねー
楽しみがいっぱい!

まだ、20歳の若手。だけど、リアルガチミラニスタである彼自身が、 グランデ・ミラン復活 のために孤軍奮闘する姿を早く見たい!